自責思考、他責思考
テニスを健全に楽しむ、上達していくことを望むなら、
自責思考と他責思考がバランスよくできるようになってください。
自責思考とは、
自身に起こったことは全て自分に責任があると考えることです。
他責思考とは、
自分にはどうしようもできないことがあると考えることです。
一般的には他責思考とは、起こったことを誰か他の人やモノに責任があると考えることと認識されることが多いですが、
それとは違います。
自分がやれることはやったうえでどうにもならないことはある、
と割り切れる人が教わったことができない、試合で結果がでないというとき視点を変えることができます。
自責思考しかできないと間違った行動に気付けないまま自分を追い込みます。
その果てはケガか精神的な疲れからテニスをやめるかなどです。
かといって自責思考がなく何でもかんでもどうにもならないと他責思考のみでは、
まわり次第ですから行動に一貫性がなくなります。コーチを短期間で何度も変えたりというケースですね。
自責思考と他責思考は矛盾しません。
矛盾を包括して考えられたときになにかしら見えてきます。
自責思考で取り組んできた人が、どうにもならないと思う事があった時、
そうでもないよ
とちょっとしたお手伝いをしてこんな道もあると示す。
私のレッスンはそんな感じです。
困っている人は良かったら上手く使ってください。